2009年12月

国民に開かれた透明性のある政治をめざして

2009年も残すところあとわずか。今年は念願の政権交代を果たし、国政の歴史を大きく変えた年となりました。新政権誕生から早もので3ヶ月が経ち、鳩山政権として初めて招集された第173回臨時国会では10の法案と2つの議員立法が成立、12月4日に閉会をいたしました。政権交代以降、事業仕分けによるムダ遣いの洗い出しなどで、ダムをはじめとした公共事業への予算見直しや官僚の天下り問題が少しずつ事実として明るみに出てきました。


さまざまな論評が報じられていますが、私が感じる政権交代による最大の変化は、こういったことが公の場で議論されることによって、世間で話題となることだと思います。官僚主導から政治主導へ。国民に開かれた透明性のある政治であるために、国会議員はその責任と重さを改めて胸に刻み、今まで以上に一人ひとりが緊張感をもって公務にあたることが必要だと思っています。

国の「事業仕分け」いよいよ開始!

 11月11日、2010年度予算概算要求のムダを洗い出す「事業仕分け」が開始されました。95兆円を超える来年度の概算要求。447事業、220項目を対象に、民間の識者や国会議員からなる3つの作業グループで事業仕分けを行います。対象となる事業や項目の数は大変多く、その作業は膨大です。税金がどのようなことに使われていて、そしてそれは今、本当に必要なものなのかを精査していきます。私も決算委員会を通じて、タウンミーティングのムダ遣い、独立行政法人の随意契約の問題、在外公館や基金事業の実態など様々調査・追及をしました。


しみじみ感じたことは、数多くある事業の実態は不透明で調査をしなければわからないということ。そしてまたそれを把握しているのはごくわずかな関係者だけだということです。気の遠くなるような作業ですが、この「事業仕分け」をしなければ、戦後から見直しなく続く事業の必要性や特に中央官庁の既得権益に絡んだムダ遣いをなくすことはできないと思います。
 この日の事業仕分けは多くの傍聴者・報道関係者のいる会場で開かれ、その様子はインターネット中継でも公開されました。公の場に開かれた形で税金が使われる事業に対しての議論が実現されたことが、何より大きな成果だと思っています。