2009年8月

ムダ遣いにつながる「国の借金」

先日、財務省より、今年度6月末までの「国の借金」が公表されました。その額860兆2557億円、3月から14兆近く増加したことになり、国民一人あたりに換算すると674万円となります。今年度の予算は補正を含めると100兆を超え、その半分がまた借金で占められ、税収などの歳入が減るなかで、国債の発行は増加の一途を辿っています。経済対策や景気対策の名目で新規国債の発行は一つの手段として今や当たり前のように行われています。それが全て悪いことではないし、否定をするつもりもありません。要はそうして調達される予算の使われ方なのです。


民主党の政策は財源の裏付けがないと批判を受けています。理想論に過ぎず、現実味がないとも。しかしそれ以前に、政策による景気回復や経済効果を出せず、ここまで借金を膨らませ、結果ムダ遣いと言わざるを得ない実態まで明らかになる。この現状のなかで増税を唱えることのほうがよほど現実味を帯びていないように思います。家庭や企業であっても借金をする前に支出を見直し、ムダ遣いを正すでしょう。当たり前のことです。他人事では済まされません。返す気のない無責任な借金は誰にでもできるのですから。