2008年6月

すべての「膿」を出すのはこれから!

 民主党が参議院第1党となって「ねじれ国会」と呼ばれた「第169回通常国会」が、6月21日で閉会しました。昨年とは様変わりで、混乱もありましたが、多くの隠れていた問題が明るみに出るなど、徐々に成果を上げつつあります。しかし、官僚機構によるムダ遣いの構図は「政権交代」によって根本的に改革していかなければなりません。子供や孫にツケを残さないために、すべての膿を出さなければなりません。
 6月9日の決算委員会で質問した政府の歳出削減策「ムダ・ゼロ」について、福田総理から「6月中に報告します」という『言質』を何点か取り付けたところ、早速、内閣府と財務省から担当者が飛んで来て、状況報告がありました。例えば、政府の契約内容について「契約件数が10数万件もあり、6月中にすべてのチェックは難しい」との報告でした。口で言うことや文章にすることは簡単ですが、実際に実行することは大変なことです。「ムダ・ゼロ」の取組みは本当に甘い!これからも追及を続けます。

自殺者は10年連続3万人を超える!

 6月19日、警察庁から「平成19年中の自殺の総数は3万3,093人で、前年に比べ938人(2.9%)増加。総数では平成15年に次ぎ過去2番目。10年連続で3万人を超えた。」と発表されました。昨年の臨時国会から2回質問に立ち、「自殺対策基本法ができ、自殺対策推進室が設置され、自殺対策大綱を閣議決定し、自殺対策白書を作っても自殺者が減らなければ意味がない。」と岸田大臣へ早期対策を求めてきました。
 6月20日、この警察庁の発表を受けて、私が事務局となり「自殺対策を考える議員有志の会」を復活させました。この会は自殺対策基本法を制定するために、「山本孝史先生(昨年12月にご逝去)」の呼びかけで2006年1月に結成された超党派の集まりです。警察庁と自殺対策推進室そしてNPO法人ライフリンク清水康之代長から現状の取り組み状況の報告を受けた後、今後の対応策を話し合い、積極的に行動することが確認されました。
 ムダ遣いも自殺問題も、今、求められているのは、「実行力とスピード」です。

<自殺対策を考える議員有志の会メンバー>

     
  • (自民)尾辻秀久、西島 英利、石井 みどり
  • (民主)谷 博之、島田ちやこ、柳沢 みつよし
  • (公明)木庭健太郎
  • (共産)小池 晃
  • (社民)福島みずほ
  • 「税金のムダ遣いは、これ以上許せない!」

     6月9日(月)、決算委員会の「締めくくり総括質疑」で質問に立ちました。福田総理以下全閣僚も出席し、NHKテレビとラジオで生中継されました。多くの同僚議員の配慮もあり、今回のように中継される中での質問は2度目の経験ですが、やはり緊張しました。しかも、福田総理への問責決議をどのタイミングで出すかという緊迫した状況の下、決算委員会が開かれるかどうかも分からない中で質問準備に追われました。
     何とか開会にこぎつけた当日、36分間という限られた時間の中、基本的なことを解り易く、福田総理に絞って質問することにしました。反省点もありますが、「言いたいことは言えた!」と思っています。テレビをご覧になられた多くの方から、電話、メール、ファックスを頂戴しました。貴重なご意見などを頂き、本当にありがとうございました。
     6月1日から国会もクールビズが始まり、室温設定は28度。しかも、第1委員会室には委員会メンバー、全閣僚と官僚の皆さん、そこに応援に駆け付けた同僚議員と傍聴者で満杯。その上に大変な数のテレビカメラとカメラマンがおり、照明のライトが加わって本当に暑く、議論が過熱するとともに大汗をかいてしまいました。信州出身の私は、寒さには強く暑さに弱い汗かきで、ちょっと辛かったのですが、これからも税金のムダ遣いを追及するために汗をかきたいと思います。