2007年9月

安倍総理、突然の辞任!

 9月12日、午後1時からの衆議院で所信表明に対する質問を前にして、安倍総理が突然の辞任を表明しました。本当に驚きました。皆さんもビックリしたと思います。どのような理由があろうとも、国の最高責任者が突然責任を放棄することは絶対に許されないことです。年金問題やテロ特措法など多くの課題を抱える中で、国会は完全に空転。与党自民党の責任は重大です。
 後任の自民党総裁選は、福田康夫氏と麻生太郎氏の一騎打ちになりましたが、どちらが総裁になろうとも、自民党の体質が変わるわけではありません。むしろ派閥が復活し、古い自民党に戻っているように思います。いずれにしても、私たち民主党は、国民の立場と目線に立って真正面から政策論争で勝負しなければならないと考えます。そして政権交代を実現しなければなりません。

所属委員会が決まりました。

 自民党が総裁選で混乱する中、民主党は着々と臨戦態勢を整えています。私の所属する委員会も決まりました。「決算委員会」には希望通り所属することができ、理事に就任することになりました。しかし、「厚生労働委員会」は希望者が殺到し80名を超え、私は2年前と同じ「内閣委員会」の所属になりました。
 その他、党においては「政治とカネ」問題のプロジェクトにも参加し、税金の無駄使いを追及して行きます。
 第一党になるということは、責任も重くなると言うことです。例えば、民主党が議員立法で法案を提出すると、数では負けてしまう与党議員の追及は、今まで以上に厳しくなりま
す。民主党は参議院で第一党になりましたが、まだ政権与党ではありませんから官僚の協力は得られません。その与党の質問に対する答弁を提案した議員が行うことになります。従って充分な準備が必要であり、より一層緊張感ある論戦になると思います。

秋の陣!いよいよスタート。

 9月10日(月)、午前10時から本会議、休憩を挟んで午後1時から天皇陛下をお迎えして開会式、そして午後2時半から本会議が再開され、安倍総理の所信表明演説が行われました。それに先立つ議員総会で新党日本(田中康夫代表)との連携が確認され、『民主党・新緑風会・日本』と会派名が変わりました。さらに無所属から2名が新たに加わり、総勢で115名の会派になりました。
 そして17ある常任委員会の委員長ポストは6から9に増え、テロ特措法の外交防衛、年金問題の厚生労働、公務員改革の総務など重要な委員長ポストを民主党が押えました。参議院では民主党が第1党になり与野党が逆転、衆議院は与党が3分の2を占めるという「ねじれ国会」と呼ばれる中、いよいよ秋の陣のスタートです。

真正面から、正々堂々の論戦を!

 議場の雰囲気は、こんなに変わるものかと思うほどガラッと変わりました。自民党の皆さんは元気がなく、安倍総理の入場にも拍手がありませんでした。総理の所信表明も歯切れが悪く、迫力も全く感じられず、言い訳とお願いに終始する内容でした。一方で議場の半数近くを占める民主党議員の声が議場の中に溢れました。確かに参議院の主導権は民主党が握ったことを実感する臨時国会のスタートでした。
 自民党による強引な国会運営に憤りを感じていた私は、参議院における与野党逆転を実感し感激しています。「良識の府、再考の府」と言われる参議院が是々非々を明確にし、また議会が行政府を監視するという機能も発揮できるからです。私たち民主党も党利党略ではなく、国民の皆さんの理解と納得を得られる行動が重要です。参議院第1党として相応しい論戦を、真正面から正々堂々と挑む時だと考えます。