2007年1月

私の生まれ故郷

 みなさまにおかれましては、新年をどのようにお迎えでしょうか。私は実家で新年を迎えました。そこで今回は、私の故郷の話をしたいと思います。
 私が生まれたのは長野県です。以前は北御牧村という人口6,000名弱の小さな村でしたが、3年前に東部町と合併して「東御市(とうみし)」になりました。北に浅間山が噴煙をたなびかせ、南に八ヶ岳連峰と蓼科山が、西には北アルプスの白い峰々が連なり、そして千曲川が流れるという自然に大変恵まれた環境で育ちました。
 実家は専業農家で、父が91歳、母が86歳で二人とも元気です。兄弟は弟との二人で、弟は現在UIゼンセン同盟準組織内の市議会議員で、昨年の秋からは東御市議長という大役を仰せつかっています。

故郷の正月料理と二年参り

 正月はできるだけ実家で過ごすようにしております。実家では「手打ちの年越しソバ」はもちろんですが、12月31日の夜から松の内の間、「鰤(ぶり)」を食べるのが習慣です。出世魚の「ぶり」は、昔から縁起がよい食べ物とされ、又、海がなく新鮮な魚が手に入りにくい山国では、正月に「ぶり」を食べることが最大の贅沢だったのだと思います。食べ方は、大きな切り身にして茹でてから「酒かす」をかけます。日持ちをさせるための知恵なのでしょう。
 地元では、大晦日から1月1日にかけてのお参りを「二年参り」と呼び、すぐ近くの諏訪神社に行くのが慣わしです。松の大木(松くい虫の被害にあった)を燃やし、その炎の明かりの中で「御牧太鼓(みまきだいこ)保存会」の皆さんによる勇壮な太鼓の音が鳴り響き、大変活気に満ちた新年の幕開けです。
 境内で食べる年越しソバや焼き鳥などは、すべて地元の皆さんの手作りです。とてもおいしく、ついついお酒も進むため飲み過ぎないように注意しなければなりません。今年も楽しいひと時を過ごすことができました。